方針(個人的な)
これまで夢見てしまった人間としての自己実現の夢を破棄します、(こういう風に自由に生きたかった、等の幻想)。
内的な空想世界をより質量のある領域にしたい為、培って来て、捨てかけた超自我を再度防壁として設定し、
外的世界においては秩序に諍う事は致しませぬ。
唯一の橋としては、鉛筆を使用して内外を繋ごうと思います、そしてそれが自分の「仕事」と定義しました。
完全なる閉鎖世界という訳でもなく、
同業者には敬意を払い、門を開けて知を共有しますし、
これまで通り要求には機能を果たして協力もします、そして協力も借りる事もあります。
それらのプロセスで互いに混ざり、解像度を上げていけたら幸せだなと思います。
同業者以外に関しては、自然科学で蓄積された因果と、国語辞書通りの意味の言葉を使い、
あくまで事実確認型の原則でいきます。
理由は幾つかありますが、
まず内世界と外世界を一致させると、
無駄な妄執と呪詛の世界で内世界までも侵食され始めた事に危機感を得た事です。
これに関しては自因自果の方程式で徹底した自己批判を続けます。
そして本質的にはそのペンを用いた橋繋ぎでしか内から湧き上がるくらいの、
生きてる実感を感じられなかった事もあります。
役割として潔く受け入れて専念した方が苦しみは少ないと確信しました。
まず、線を引くというのは境界線を作っていく事です、そして様々な抽象概念も形にして、
バイナリ方式で細胞膜を区別していきます。
自分の脳のエミュレータが曖昧だと困ります、
境界線設定能力の維持と向上こそが、この役割においては大事な要であると感じました。
部屋の片付けと同じようなものだと思います。
老子の言っていた、自由は内にあるという事を今になってしみじみ痛感してます、
内世界に様々な文学を取り入れ深みを増すと、それは五感に繋げられる程、
想像力を得る事が出来ます、(まだ、そのレベルは人並み未満ですが…)
空を飛ぶといった虚構的な五感を、アニメーションで再現する事も出来るでしょう。
そして普段、寝てる時に見る夢の世界もとても広くなり、羅列も少なくなります。
最後に、同業者に心から敬意と尊敬の念を持ち、
役割を受け入れた全ての人達に畏敬の念を持ちます。
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