境界線について (生活、仕事編)



ところで、このブログで書いた事はかなりその後の自分は守ったりしているので、
引き続き軌道の系譜として重宝していこうと思います。
今回はあまりに当たり前の話をすると思うのですが、たまに振り返る事も大事だなぁと。

■部屋のオブジェクト
境界線、内と外、カテゴリー、
例えば、洗濯物。特に冬になると毎日は洗濯しないけど、
しかし外に出たり寝間着に変えたり等の衣装チェンジもあります、
なので「クローゼットには戻さないがここ数日は使うであろう」というカゴ(境界)に入れる、
そのような押入れ、洗濯機、の中間のエリアはあらゆる場面にありまして、
本棚であれPCのフォルダであれ、特にデスクトップのとっ散らかりは激しい。
「曖昧な領域」の種類(カゴ)が増えても日常に入り切らないし、
そのまま管理しなくなったカゴは存在も忘れかけてしまう。

しかし私が尊敬する作家や先生の部屋、仕事場は想像を絶する乱雑さがありまして、
足の踏み場すら無い、全てが曖昧な原始地球のような世界もあります、
「部屋全てが一つのカゴ」という老子的な無為自然でも成り立つのかもしれませんね、
しかし私の場合、どこに何があるか分からなくなると、探してる時間と、
過去、適当な場所に置いた自分に対して時空を越えて異議が生まれるので、
なるべくは区分けし、カテゴリーに分けていくのが好ましいのであります。
◯△✕▢◯△✕

◯◯ / △△ / ▢▢ / ✕✕
この原理。

仕事の境界
では次は仕事上の境界、の前に仕事とは違えど、
例えば今こうして文章を書く時、メールでもそうなんですが、
特に歌詞がある音楽を聴きながらだと別な単語が混じってしまいます、
なので無音か歌詞の無い音楽が好ましいし、ましてや動画を流しながらでは何も出来ない。
一つの仕事の中にも色々あるでしょうけど、
それ以外を入れないという集中状態の境界線を作らねばいけない時もあります、
人と話しながらでも出来る人もいますし、自分も作業によっては出来ますが、
サーフィンのように波に乗っているような良い状態(いわゆるゾーン)の時は、
そのまま波を維持したほうが良い具合に進む事もありそうですね。
なのでその作業の境界の外側に一時的に色んな事を出さなきゃいけなくなる。
しかし境界を展開し続けても他の事もあるわけで、
ご飯作ったり事務作業したり外に出たり、自分の時間(趣味)に入ったり、
メリハリが大事なんですけど、例えば
「〜時には仕事、〜時過ぎたら終了、土日はメールボックス一切開かない、」
などキッチリしてる人もいますが、自分はどうしてもそこが曖昧になります、
それに関しては以前ブログで色々書いてしまった「人生全部を仕事にしよう」
という謎の信念がそうさせてるかもしれませんね。
とはいえその結果はみ出し始めて記憶からも忘れる事も多いので、
そして時には「得に集中」する境界を作る為にも、ある程度の切り分けは大事ですね。

続・仕事の境界におけるリラックスと緊張。
集中時、境界内にリラックスを展開すると、やるべきことがアタフタせずに進むのですが、
リラックスをすると興味があっち行ったりこっち行ったりするし、
興味ある動画とか流しちゃったら完全にそっちに行ってしまいますね、
かといって緊張状態だけでは逆に進まない時も多く、
私の場合はむしろ仕事が固い物になってしまいます、本望とはズレるし、
アタフタしてはミスも発生してしまいます、
意識状態に関しては「リラックスしつつ緊張感も忘れずに」、
といった中間に移行する為に、その境界に入り切る物と段階についても考えてます。
緊張というのは自分の普段の慣れている事の外側の事が多いので、
ある程度のリラックスを維持しながらでもその事を並列して慣れていく事で、
その緊張はいずれ無意識でカバーできるようにもなるのかなぁと。
どこかの状態だけに偏る時も必要でしょうけど、常にそうでは疲れるでしょうし。

緊張を解く時は、やはり自分がどういう癖があるかの状態を把握するのも大事だし、
その癖や状態も知らない間に変化するものです、
私の場合は特に机上での作業ですから、眼の前のPC画面というのは曖昧な空間でして、
文献調べるし買い物するし会話するし動画見るし、興味がとっ散らかりやすいですね。
もはやこれは心の修行のようなもので、
「この時間は集中しましょう」という事でポモドーロタイマーを取り入れたのですが、
中々よく使えます、特に「この時間はぼんやり本を読む」という境界も作りやすいです。
忙しい時は料理を怠りますが、「20分で出来るならやろう」という気にもなれます。
等等、書き始めたらキリが無いので今日はこの辺で。

境界は安心感を作ります、しかし他の何かを外に押し出します、
でも慣れている事からしか始まらない時もあるので、安心感の膜は必要ですね、
という事で境界線という機能をむしろちゃんと内的にも客観的にも認識し、
そして時に切り替え、活用してこうと思いましたの巻。

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